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新しく作ったお洋服や、おうちの話・・少しずつつづっていきます^-^


by noamama
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灯を


今朝から又冷え込んできましたね><
被災地の方が寒さに凍える事が続かないように、
一刻も早く温かくなる事を願うばかりです・・・


こんな事態に、もっと自我を出してしまってもいいくらいなのに、
被災地の方方は、じっと辛抱強く耐えていらっしゃって、
人を気遣う方、身内を亡くされていらっしゃるのに、お世話をされる方まで・・・
その頑張りと、深い優しさに、心打たれます////


だから尚更、悔しくて、いたたまれなくて、
毎日泣いてばかりいます。


阪神大震災で被災した時、全壊は免れた私の家には、家を失くした従兄の家族や、
身よりのないおばあちゃんが、避難してきていました。
私は友人を亡くして、皆・・・・
途方もなく、長くて暗いトンネルの中にいるような思いで、
毎日を過ごしていました。
でも、
母はいつもと変わらずご飯を作って、
毎日の小さな出来事を話したり・・・
「元気でいられる私は、通常営業」と、
いつも笑顔でいました。
その笑顔が、かえって辛く思えた事もあったけれど、
今、振り返ってみれば、
心の中では救われていたと・・思います。


神戸新聞の記者さんは、被災した神戸の街を歩き、
家や家族を失った人々を目の当たりにして、
あまりの無惨さに、カメラを向けるのも辛かったそうです。
でも、この現状を伝えなければと、悲惨な街の様子を
毎日、記事にしていたのですが、
そんな中、それでも思いやりを失わず頑張っている人の姿に、
辛い記事ばかりはもういい、少しでも、温かい気持ちになれるような記事を
載せて、読んだ人の心に灯を灯さなければ・・・と、
思ったそうです。
それからは、神戸新聞には、配給されたおにぎりをほおばる子供や、
ヒビが入った中でも、頑張って営業を再開されたお店の
記事が掲載され始めました。
すぐに笑顔を取り戻す事は難しかったけれど、
そんな記事は、私たちの心の支えになっていました。

主人もあまり震災の話をしたがらないのですが・・
避難所で、毎日非常食を食べていた時、炊き出しに来てくれた
おじさんの顔と、カレーの味は、一生忘れられないと言っています。

あの頃、こんなに人は優しかったんだ・・と知りました。
私たちの知らない所でも、沢山の方が、
援助して下さったり、心配して下さっていた事を、
後になって何度も聞く事が出来ました。
その度に、心が温かくなりました・・・・/////

おこがましいと思いますが、
今度は、私が何かさせて頂けたらと言う気持ちは
強くなるばかりで・・

いつも応援して頂き、支えられているホームページのお店ですが、
今回は、自粛させて頂くつもりでいました。

でも、そんな時、
何かしていないと心細くて、落ち着きません・・・
と言うメールを頂きました。
何も出来ない事が悔しくて・・・
と、同じお気持ちの方もいらっしゃいました。
関東にいらっしゃるお客様は、
パソコンがつながらなくなっているので・・・と、
お手紙で、お洋服の申し込みを送って下さいました。


元気でいられるなら、灯は消さず、
何か出来る事を探してみたい。
つながれるお客様とお話させて頂く事で、
これから、何か出来る事が具体的に見つかるかも知れない・・
そんな気持ちの方が、どうしても強くなって、
お店を開かせて頂く事に・・・決めました。

そんな時ではない・・と、思います。
お気を悪くされる方もいらっしゃると思います・・・


いつもと違う方法で、制限もあり、大変申し訳ないのですが・・・><


もしよろしければ、御覧下さいませ・・・//////
by jouedenoa | 2011-03-16 10:00 | ホームページ